キスをサーフからちょい投げで狙う!釣りのシーズンと時間帯

投げ釣り

キスをサーフからちょい投げで狙う!釣りのシーズンと時間帯

私、以前から投げ釣りにコンプレックス?があって、

投げ釣りって釣れる釣りだと思っていなかったんです。

投げ釣りでやっていたのは・・・

「投げ竿に天秤仕掛けで、イソメとか付けて投げて置いておく・・・」

こんな釣りをやっていて、

何年もの間釣った事がなかったんです。

だから、

正直「投げ釣り大嫌い!」だったんです。

でも、

ある時、

「やっべ~~! 投げ釣りおもしれ~~~!」ってなったんです。

それは、

千葉県の匝瑳市でイシモチをイッパイ釣った事で、

「おもしろ!」ってなったんです(笑)

やっぱり、

釣りって、釣れないと「面白くねぇの!」ってなっちゃいません?

そこで、

投げ釣り・・・特にサーフからの投げ釣り(&ちょい投げ)について書いていこうと思います。

しかも、

今回のテーマは鱚(キス)。

シロギスのシーズンから釣り方を解説していこうと思います。

そして、

気にして欲しいのは、

「ちょい投げ仕掛け」って売っていますよね。

これって、

超お手軽に釣れる!って事ですので、

コツをつかんで、

お手軽に釣っちゃってください。

キスの釣れるシーズンは?

キスのシーズンは、

千葉県でも3月から11月位まで楽しめる魚です。

産卵期は7~8月の水が暖かい時期で、

産卵の為に浅瀬までやってきてくれます。

この時期は、

足元でキレイなキスを見る事ができる様になります。

つまり、

あまり寒い時期は釣れない魚と言う事と、

温まってきた頃が釣れやすいと言う事ですね。

どんな場所を泳いでいるのか?と言うと、

比較的浅い海の砂地を好んで泳いでいます。

砂地の駆け上がりなどが群れやすい場所です。

エサはゴカイやエビなどの動物で、

小さな口でついばむように捕食。群れを作る傾向があり、

外敵に襲われると砂に潜る性質があります。

いつでも同じ場所にいるわけではないので、

時期ごとにどんなポイントを好むのか知っておく必要があります。

以下で時期ごとの傾向を見ていきましょう。

春(3~5月)

春は岸からのキス釣りシーズンが開幕を迎えるシーズンです。

水温が上がるとともに、冬を過ごした深場から徐々に浅場を目指してきます。

そのため、岸から釣るには遠投する必要があり、本格的な投げ釣りで100mほど投げて狙うのが基本です。

釣れ始めるポイントは毎年大きく変わらないため、

釣行の際は前年の釣果情報を参考にしてポイントを選んでみるとよいでしょう。

夏(6~8月)

夏はキス釣りの本格シーズンです。

6月ごろは産卵に備えて活発に捕食を行い、

7~8月になると水深1m未満の浅い場所でもキスの姿を目にすることが出来る様になります。

また、1年のなかでも群れが大きくなりやすい時期で、

同じポイントで数釣りをすることが出来る様になります。

手軽なちょい投げでもたくさん釣れるため、キス釣りは夏に始めるのがおすすめです。

秋(9~11月)

秋になると水温が徐々に下がり、浅場にいたキスがだんだん深場を目指すようになります。

そのため、岸から遠投したり、船から狙ったりするのがセオリー。

ただし、1年の中で最も大型のキスを狙いやすく、

ベテラン釣り師にとくに人気のある季節ですね。

30cm級の大キスを狙うなら秋は外してはいけません。

冬(12~2月)

冬のキスは深場に落ちるため、岸から狙うのが難しくなります。

一般的に岸からの釣りはオフシーズンで、船の場合は水深20~30mのポイントを狙います。

 

キス釣りのおススメの時間帯は?

キス釣りの時間帯のおすすめについてご紹介します。

キス釣りでおすすめの時間帯は朝マズメと夕マズメです。

キスの活性が高くなる時間帯です。

他の魚も同様ですね。

日中にも釣れなくはありませんが、朝マズメに狙う人が多いです。

多くの釣り人が早朝の真っ暗な時間帯から竿を出しています。

そして、

実は、キスは夜間でも充分狙う事ができます。

しかも、夜釣りをするメリットがいくつかあります。

夜間だと良型を釣りやすいのが最大のメリットです。

夏に釣る場合は、夜間の方が涼しく、海水浴客がいません。

ほとんど釣り人がいないので好きなポイントで釣ることができます。

暗いので危険というデメリットはありますが、メリットの方が多いかもしれません。

時間帯も大切ですが、潮の動きにも注意が必要です。

潮が動き始めた時と、潮が緩んできた時が狙い目です。

時間帯がよくても、潮が悪ければあまり期待できません。

潮の動きを事前に調べておくとよいです。

また、

簡単な潮の見分け方ですが、

ベタ凪の方が釣れる傾向が高いです。

穏やかな日を狙っていくのが一番の様な気がします。

キス釣りに必要な道具は?

・釣竿/ロッド

1.8〜2.7mくらいのコンパクトロッド、万能竿、ルアーロッド。

3〜10号くらいのオモリが投げられるロッドなら大抵の釣竿が使用出来る。

シーバスやエギングロッドでも充分狙えますよ。

・リール

ナイロンラインの2〜3号か、PEラインの1〜2号を100〜150mほど巻いた小型スピニングリールを使用。

ラインが太いと受ける水の抵抗が増え、仕掛けが潮流で流されやすくなってしまうので、注意が必要です。

・仕掛け/天秤

投げ釣りには仕掛けの絡みを防止する「天秤」を使用します。

天秤は主に「L型天秤」と「ジェット天秤」が使用されます。

L型天秤は最も一般的に使用される天秤で、多少潮流が早くても仕掛けが流されにくいのが特徴。

ジェット天秤は仕掛けの回収時に浮き上がりやすく、

足元付近に根が有る場所では根掛かりを回避することができますが、

その反面潮流が早いとコロコロと転がるため仕掛けが流されやすいです。

私はほとんど「L型天秤」を使用します。

・投げ釣りの仕掛け

投げ釣りは対象となるキスやハゼなどの魚が吸い込みやすいキスやカレイ用の仕掛けがよです。

2〜3本針の仕掛けが主流です。

仕掛けには針のサイズが記載されているので、

小さい仕掛けと大きい仕掛けを用意しておけば、

キスやハゼ、イシモチ、カレイなどに対応することが出来ます。

・餌

投げ釣りで良く使用されるの餌はイソメ(虫エサ)なのですが、

イソメにも幾つかの種類がありますし、イソメ以外にも色々あるのでご紹介します。

餌ごとに動き、匂い、大きさと特長が違うので、うまく使い分ける事が釣果を伸ばすコツですね。

・・アオイソメ

最もポピュラーなイソメ(虫エサ)で価格も比較的安価。あらゆり魚を釣る事ができる。

アオイソメは生物発光すると言われており、夜釣りの餌としても向いています。

・・イワイソメ

投げ釣りからウキ釣りまで幅広く使える大物狙いに使われるエサ。

匂いが強く魚を引き寄せる。

アオイソメとは味が違うらしく、使い分けで釣果に違いが現れる。

アオイソメとイワイソメを交互に鈎に付けて使う方法もあります。

良く釣れるエサを探す場合に有効。

・・ジャリメ(イシゴカイ)

細身の虫エサで、シロギスの数釣りに適していると言われる虫エサですね。

特にピンギスと呼ばれる小型のシロギスに有効な餌です。

・・コガネムシ

コガネムシとイワイソメはカレイ釣りで定番の虫エサです。

身が柔らかいので遠投にはあまり向いていません。

・・人工餌

虫エサが苦手な人には魚が好きな匂いを出す素材で人工的に作られた餌がおすすめ。

石粉イソメにイソメを付けると滑り難くなり掴みやすくなるアイテム。

・竿立て/三脚

ちょい投げで置き竿にするなら竿立てが必須。

釣竿は斜め45度くらいに設置しないと魚のアタリが分かりません。

必ず三脚や竿受けに設置しましょう。

サーフからのちょい投げの釣り方

餌はハゼ、キス、イシモチが狙いであればイソメを針に刺して、

垂らしが1〜2cmくらいになるようにカットしてください。

カレイが狙いならイソメを3匹くらい切らずに総掛けにする。

仕掛けを投げ入れ底に着いたら、

糸フケ(タルミ)を巻き取り、道糸が出来るだけ真っ直ぐ張るようにしてください。

タルミがあると、

魚が餌を突っついた時や、

当たりがあった時など、

竿に当たりが出ないんです。

注意しましょう。

・多く釣りたいなら竿は1本に絞る

キスやハゼ・イシモチなどを沢山釣りたいなら、

置き竿をしないで手持ちで釣るのが一番です。

投げ釣りの仕掛けは、

投げ込んで放置してしまうと、

仕掛けが着いた場所に魚がいなければ終了になっていまいます。

投げ釣りで効率よく釣りを楽しむためには、

仕掛けを投げたら、

放置せず、

仕掛けをさびいてきて、

魚を誘う事が大切になってきます。

竿をリールを使って、

ゆっくり仕掛けをさびいてきて、

魚の居場所を探していきます。

・・さびくとは・・・

竿で仕掛けを引っ張り動かす場合は、竿を手に持ち海側へ45度に傾け、

3〜5秒かけてゆっくりと90°まで起こします。

後は糸フケだけ回収しながら45°まで戻し繰り返すだけです。

リールで仕掛けを動かす場合は、ハンドルを3〜4秒で1回転くらいのペースで回すと良いでしょう。

・投げ釣りで沢山釣るためのポイント

魚は真っ平らな海底の場所には少なく、岩やヨブ、駆け上がりと言った、

海底に地形の変化がある場所に集まる習性を持っています。

釣れるポイントは仕掛けを引いてくると、仕掛けが急に重くなる場所が必ずあります。

仕掛けが重くなるのは、岩やヨブ・駆け上がりといった場所なので、

その場所には魚がいる可能性が高いです。

仕掛けが重くなったら、少し動かさずに待ってみたり、置き竿にしてみるのも良いでしょう。

ちょい投げでは闇雲に投げ入れて放置して運任せにせず、

魚を探して釣る事が釣果を上げるために重要になります。

追伸

こんな釣り方を覚えて、

私は投げ釣りが楽しくなりました。

だって、

キスは釣れるし、

他には、

・ハゼ
・メゴチ
・イシモチ
・コノシロ
・オジサン
・イサキ

などなど、

いろんな魚が釣れる様になったんです。

やっぱり、

釣れる方法を覚えて、

運任せじゃなく、

しっかり魚を狙っていく釣り方をしないと、

釣果を狙えないのが良く分かったんです。

ですので、

よく釣り方を覚えて、

イッパイ魚を釣ってくださいね。

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